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北ミサイル施設“解体作業に進展見られず”

2018年10月5日 10:47

アメリカの北朝鮮研究機関は4日、北朝鮮のミサイル発射施設での解体作業に進展が見られないとする衛星写真を公開した。

アメリカの研究機関「38ノース」は4日、先月27日に撮影された東倉里にあるミサイル発射施設の衛星写真を公開した。8月3日以降、ミサイルエンジンの実験台と発射台の解体作業に進展はなく、取り壊された施設の部品も放置されたままだとしている。また、解体中にはあったトラックなどの車両も、8月16日の写真を最後に見られなくなったと指摘している。

解体作業が約2か月間、停滞していることになるが、研究機関は「北朝鮮が非核化の約束を反故(ほご)にしたとは捉えるべきではない」と指摘。今週末に控える「ポンペオ国務長官の訪朝の結果待ち」である可能性もあると分析している。