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パリモーターショー 大阪の派遣会社も出展

2018年10月5日 9:44

今年120周年を迎えたパリモーターショーが、4日、開幕した。大手自動車メーカーの出展見送りが相次ぐ一方で、新興国や異業種からの参入が注目されている。

今年のパリモーターショーでは、ベトナム初の自動車メーカーがSUV(=多目的スポーツ車)とセダンの2車種を世界初公開するなど、新興国や異業種からの参入が注目されている。

会場では、大阪の人材派遣会社が出展した電動スーパーカーがひときわ注目されていた。この電気自動車は、異業種からの初出展ながら時速100キロに到達するまでに2秒を切るという世界最速の高性能が最大の魅力で、今後、日本円にして1台4億円以上で売り出される予定。

株式会社アスパーク・吉田眞教代表取締役「普通の車を出すだけなら相手にされなかったと思う。何らかの形で世界一になるような車をつくっていったら、そこにマーケットがあると(思った)」

一方で、今回のモーターショーでは一部の大手自動車メーカーが高い経費を敬遠して出展を見送るなど、自動車産業の変革を印象付ける展示となっている。