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問い合わせ殺到の「飲めるごはん」とは?

2018年10月3日 16:09
問い合わせ殺到の「飲めるごはん」とは?

水や火が使えない災害が発生時でもごはんを口にできる農協の商品が話題になっている。どんな商品なのか取材した。

非常食として登場した缶入り“農協の飲めるごはん”。中身はコメ、はとむぎ、小豆でおかゆと甘酒の中間ぐらいの食感だ。かまずにのどを通ります。飲んだ人からは「お汁粉のドロドロな感じ、ココア味で飲みやすい」という声が聞かれた。

味は3種類あり、梅・こんぶ、ココア、シナモン、ココアは子ども向けに用意、シナモンは外国人が飲みやすい味付けにしている。

5年間保存でき、水も火も使わず栄養をとれるのが特長だ。全国で災害が相次いでいることもあり、問い合わせが殺到しているという。

この“農協の飲めるごはん”は、大阪の吹田市と摂津市をエリアとするJA北大阪がリリースした商品だ。大阪のベッドタウンにあり農業そのものでの活性化が難しいなか、取り組んだのがこの商品、地元産の“ヒノヒカリ”を使用していている。

日本各地の米を使い、全国の農協に広めたいと意気込む組合長の木下昭男さん。

木下さん「行政におろして、行政の備蓄として置いてもらう。非常時に全国の人たちに食べてもらいたい」

現在、ネットや電話で購入可能で1缶260円(税抜き)で30缶セットから発送している。

【the SOCIAL trendより】