改造内閣が始動 小野寺前防衛相は涙の離任
内閣改造から一夜明け、安倍首相が「全員野球内閣」と名付けた第4次安倍改造内閣が本格始動した。
安倍首相「(Q.新内閣が本格始動ですが改めて意気込みを)おはよう」
また、唯一の女性閣僚となった片山地方創生担当相は3日朝、内閣府に初めて登庁し、職員から拍手で迎えられた。
一方、法務大臣政務官から“昇格”した形になった山下法相は、2日までの上司である上川前法相と引き継ぎを行った。
山下新法相「法務省を私も守ってまいりたいと思いますので、今後ともご指導をお願いいたします」
上川前法相「応援団の一人として、大臣をお支えしてまいりたい」
また、小野寺前防衛相は離任式で挨拶し、涙を見せた。
小野寺前防衛相「今回は笑顔で終わりたいと思いましたが、どうも無理なようであります。全国の隊員諸君、みなさんとともに国を守れたことを誇りに思います」
小野寺氏は防衛相を退任するのは2度目で、前回、2014年の際も感極まっていて、2回連続の涙となった。
一方、新大臣にとって最初の試練の場となる臨時国会は、今月24日にも召集される可能性が出ている。