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なぜ?パリの水飲み場で“炭酸水”出る理由

2018年10月2日 15:48
なぜ?パリの水飲み場で“炭酸水”出る理由

パリの水飲み場では、炭酸水が出ます。

記者「こちらのボタンを押すと、水が出てきます」

実際に飲んでみると――

記者「正真正銘の炭酸水です」

市販のものと変わらない、よく冷えた炭酸水。フランスでは炭酸水のニーズが高く、1日100人以上の市民がこの給水所を利用しています。

パリ市民(70代)「味は良いですよ。ペリエの味に似ています」

小屋の中にある専用の機械で、水道水に二酸化炭素を注入する仕組みです。

パリ水道局担当者「この水飲み場を設置することで、膨大な量のゴミを減らすことができます」

フランスでは、飲料用のペットボトルが大量に消費されていて、パリの市内にも、ゴミが散乱。こうした事態を解消しようと、2010年から炭酸水の給水所を設置。その削減効果は、去年1年間だけで1.5リットルのペットボトル約90万本分だといいます。

パリ市民(20代)「良い考え。私はとても好き。私の小さなエコロジー活動です」

現在、炭酸水の給水所はパリ市内に10か所。来年中には新たに7か所増設する予定です。


【the SOCIAL viewより】