第４次安倍改造内閣の発足を受けて安倍首相は２日午後に記者会見した。次の臨時国会への自民党の憲法改正案の提出に向け、改正に慎重な姿勢を見せる公明党との調整に意欲を見せた。

安倍首相「公明党とはまさに風雪に耐えた連立政権を築いてきたわけでありました。その信頼関係のなかにおいて真摯（しんし）にしっかりと議論していくことが大切だろう、次の国会での改正案の提出を目指していくべきであろうと」

また、安倍首相は２日に発足した新内閣を「全員野球内閣」とアピールし、初入閣した１２人については「存分に培った能力を発揮してほしい」と述べた。

石破派を冷遇したとの指摘については、先月の自民党総裁選挙で「誰に投票したか考える余地はなかった」と否定した。