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“テロ報復”イランがシリアへ弾道ミサイル

2018年10月1日 20:04

80人以上が死傷したイラン南西部のテロ事件で、イランは1日、シリア東部に向けて弾道ミサイルによる報復攻撃を行った。

地元メディアによると、精鋭部隊の革命防衛隊は1日、イラン西部から弾道ミサイル6発を発射し、570キロ離れたシリア東部のテロリストを攻撃したと発表した。さらに、ドローンによる爆撃も行ったという。

革命防衛隊は、先月、イラン南西部のアフワズで80人以上が死傷した事件の報復だとしていて、テロの首謀者ら多数を死傷させたとしている。攻撃対象の詳細は明らかにしていないが、シリア東部では過激派組織「イスラム国」の残党が活動を続けている。

アフワズでのテロ事件をめぐっては「イスラム国」などが犯行声明を出したが、事件の全体像は明らかになってない。