×

内閣改造 新たな顔ぶれは…初入閣も

2018年10月1日 23:30

2日に行われる内閣改造の顔ぶれが固まりつつある。1日夜新たに防衛相に岩屋毅元外務副大臣、総務相に石田真敏衆議院議員、また、沖縄・北方担当相には宮腰光寛衆議院議員の起用が固まった。さらに女性閣僚として片山さつき参議院議員の初入閣も内定した。

防衛相に内定した岩屋氏は、防衛政策に精通し自民党の国防部会長も務めた。また、総務相に内定した石田氏は、和歌山県の海南市長を務め地方行政の長を担った経験がある。

このほか1日夜新たに入閣が固まったのは、女性閣僚として片山さつき参議院議員。衆議院議員では総裁特別補佐として安倍首相を支えた細田派の柴山昌彦氏、無派閥で元財務副大臣の石田真敏氏、二階派で元文部科学副大臣の櫻田義孝氏、同じく二階派で元農林水産副大臣の吉川貴盛氏、岸田派で元農林水産副大臣の宮腰光寛氏、同じく岸田派の平井卓也氏、竹下派の渡辺博道氏。そして参議院枠として参議院議院運営委員長で細田派の山本順三参議院議員を入閣させる方針を固めた。いずれも初入閣となる。

また、党役員人事では、総務会長に加藤厚労相、選挙対策委員長に甘利元経済再生担当相を起用するほか、二階幹事長や岸田政調会長の留任が固まっている。

内閣改造をめぐり安倍首相はこれまでに政権の「土台」は維持するとして麻生副総理兼財務相や菅官房長官など主要閣僚の留任を決めていた。