樹木希林さん葬儀…本木雅弘さん心境語る
女優・樹木希林さんの葬儀が、30日、しめやかに営まれた。
30日午前、都内の寺で営まれた葬儀には、女優の吉永小百合さん、北大路欣也さん、中居正広さんなどが参列。夫でロックミュージシャンの内田裕也さんが喪主を務めた。
葬儀前、義理の息子で俳優の本木雅弘さんがあいさつに立ち、初めて心境を語った。
本木雅弘さん(52)「家族として落ち着いてふり返る暇がまだ、心に余裕がない状態。まだ生きているような、姿を見ているような気分でいます」
また、斎場での内田裕也さんの様子について明かした。
本木雅弘さん(52)「(樹木さんの)体が焼かれて骨になって、それを皆さんにお手伝いしていただいて骨つぼにつめて、いざフタをしめようとしたときに、裕也さんが『ちょっと待って』とおっしゃって、もう一度、最後にのせた頭蓋骨とあごのあたりの骨のことをうかがってた。その中からあごの部分の骨を拾って、ハンカチに包んでポケットにしまっていました」
葬儀は2時間にわたって行われ、親交があった関係者500人と一般参列者1000人のあわせて1500人が最後の別れを惜しんだ。