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2回目の米朝首脳会談「深く議論した」も…

2018年9月25日 10:45

アメリカのトランプ大統領は24日、北朝鮮の金正恩委員長との2回目の首脳会談について「そう遠くない時期」にシンガポール以外で開催される可能性が高いと明らかにした。

トランプ大統領の発言は、米韓首脳会談の場で飛び出した。北朝鮮の非核化に向けた道筋は不透明な中、2回目の米朝首脳会談に向けたムードが高まっている。

トランプ大統領「我々は金委員長との2回目の会談をそう遠くない将来行う」

文在寅大統領「米朝首脳会談の早期開催と成功を祈願する」

さらに、トランプ大統領は開催地について、1回目の「シンガポールとは違う場所になる可能性が高い」との見通しにまで踏み込んだ。

会談の中でも両首脳は「日付と場所について深く議論した」ということだが、トランプ政権にパイプのある情報筋は「具体的な話は全く聞こえてこない」と話している。そのため、今回の発言には2度目の会談をテコに北朝鮮に一層の対応を促す狙いも見え隠れする。実際、トランプ大統領は会談の中で、完全な非核化を達成するために「まだやるべきことが多くある」と指摘したという。

一方、焦点の「朝鮮戦争の終戦宣言」については「深く議論した」ということだが、トランプ大統領の反応は明らかにされていない。