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認知症患者 叱らず安心させることが大事

2018年9月25日 4:49
認知症患者 叱らず安心させることが大事

2025年には65歳以上の高齢者の5人に1人がなると言われる認知症。24日夜の深層NEWSに出演した医師は、認知症の症状が出て不安な患者を叱りつけず、安心させることが大事だと指摘した。

横浜相原病院・吉田勝明院長「(認知症患者の)裏側にはものすごい不安がある。不安感が前面に出て自分の物忘れを何とかしなくてはいけないと思うから、何とか人のせいにしてみたり。だから、そこを安心させるような取り組みが一番ありがたい。否定したり、いろいろな形で叱りつけないで、『一緒に探してあげましょう』と、いろいろ探して、『ここにあったよ』というような形で思い出させる。『ほら、ここにあるのにちゃんと覚えてなきゃ。しっかりしてよ!』みたいな接し方では非常に困る」

横浜相原病院院長の吉田勝明氏はまた、認知症の主な症状である「物忘れ」に対しては、長々とした説明では最初に言ったことは忘れてしまうので、短く簡単な言葉でゆっくり話すことが効果があると説明した。