アメリカのポンペオ国務長官は２１日、２回目の米朝首脳会談について、「あり得る」と述べる一方、北朝鮮の出方を見極めるため訪朝したいとの考えを示した。

韓国の文在寅大統領は、訪朝を終えた２０日、金正恩委員長がトランプ大統領との早期の首脳会談を望んでいると明らかにした。

こうした中、ポンペオ国務長官は２１日、複数のアメリカメディアのインタビューで、２回目の米朝首脳会談について「あり得る」「開催に向け取り組んでいる」と明言した。

ただ、「首脳会談で進展を得るためには、まだやるべきことがある」と指摘。近く、自ら訪朝して北朝鮮の出方を見極めたいとの考えを示した。

一方、北朝鮮への経済制裁については「完全な非核化まで制裁は維持する」と述べ、非核化の前に制裁を緩和することはないと改めて強調した。