北朝鮮と韓国の南北首脳会談が１９日に終了し、両首脳は「共同宣言」に署名した。一方、アメリカのトランプ大統領は南北の合意を評価した。

トランプ大統領「南北から非常に良いニュースがあった。とてつもない進展を遂げている」

大統領は南北の合意を評価する一方、核施設の廃棄がアメリカの「相応の措置」を条件としたことについては、「様子を見よう」と述べ、出方を慎重に見極める考えを示した。その上で、２回目の米朝首脳会談の開催を判断するものとみられる。

また、ポンペオ国務長官も声明で合意内容を「素晴らしい成果」と歓迎し、「アメリカは米朝関係の転換に向けた交渉に入る用意がある」と発表。さっそく来週の国連総会にあわせ、北朝鮮の李容浩外相に会談を打診したと明らかにした。

停滞している米朝の交渉の進展につなげられるか注目される。