大阪府岸和田市で、恒例の「岸和田だんじり祭」が始まり、城下町は祭りムード一色に染まっている。

午前６時、重さ４トンを超えるだんじり３４台が、威勢のいい掛け声とともに次々と走り出した。江戸時代から３００年以上続く「岸和田だんじり祭」。今年は台風２１号の影響で資材が不足し、観覧席の設置が中止となったが、祭りは例年通り行われている。

だんじりが勢いよく直角に向きを変える豪快な「やりまわし」では、息の合った迫力ある技に観客から大きな歓声や拍手があがっていた。１６日は、だんじりが神社を参拝する「宮入り」が行われる。