フランスを公式訪問している皇太子さまが、日本文化を紹介するイベントに出席された。

フランスを訪問している皇太子さまは、帰国前日の現地時間１３日、日本文化を紹介する「ジャポニスム２０１８」の美術展を鑑賞された。

皇太子さまが訪問されたのは、江戸時代の画家・伊藤若冲のヨーロッパで初めての大規模な美術展で、緻密に描かれた昆虫や植物を見ながら、「貴重ですね、大変素晴らしい」と、興味深く鑑賞されていた。

その後、中村獅童さんらが出演する歌舞伎の公演を鑑賞された。公演前に面会した皇太子さまは、「公演を楽しみにしています」と笑顔で握手をされていた。

この後、エッフェル塔ではイベントの開幕式が行われた。皇太子さまが点灯ボタンを押されると、雅楽の流れるなか、白く照らし出された鉄塔に真っ赤な太陽が昇っていく様子が表現され、エッフェル塔が日の丸カラーに染められた。