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「北方領土返還に向け前向きに捉えるべき」

2018年9月14日 4:29

ロシアのプーチン大統領が安倍首相に平和条約を結ぼうと提案した発言。13日夜の「深層NEWS」に出演した新党大地代表の鈴木宗男氏は、北方領土の返還に向けて前向きに捉えるべきとの考えを示した。

鈴木宗男氏「(プーチン大統領発言は)平和条約締結に向けての大きな呼び水。これは前向きに捉えた方がいい。日本の報道を見ると『棚上げ論』とか『先送り論』とか後ろ向きだが、私は、これはちょっと外交の本筋を知らないと思う」「ここは折り合いをつけていくしかない。その折り合いは1956年の日ソ共同宣言。ここには、平和条約締結の後に、ソ連は歯舞群島と色丹島を日本に引き渡しをするということ」

また、同じ番組に出演した元外交官の孫崎享氏は、ロシアでナショナリズムが強まる中、2島返還に理解を示しているプーチン大統領と手を握るべきだと強調した。