台風２１号の影響で、タンカーが衝突し、破損した関西空港と対岸を結ぶ連絡橋の復旧工事のため、１２日午後、橋げたの撤去作業が始まる。

今月４日、台風２１号でタンカーが衝突し、破損した連絡橋は、一部片側のみを使って工事車両などが行き来しているが、今も一般車両は通行できず、鉄道も運転を見合わせている。

道路を管理するネクスコ西日本は、１２日午後から、クレーン船で壊れた橋げたをつり上げて撤去する作業を始め、１４日までに終えたいとしている。

関西空港は、被害の大きかった第一ターミナルが１４日にも一部の運用が再開される見通しだが、空港へのアクセスは、今のところ、シャトルバスや、神戸からの高速船に限られ、道路の全面的な開通の見通しは立っていない。