町長が辞職届“セクハラ問題が原因でない”
セクハラ問題をめぐり、不信任決議を受けていた群馬県みなかみ町の町長が10日、会見を開き、辞職することを明らかにした。
前田善成町長「選挙戦の責任をとらせていただきまして、辞職届を提出してまいりました」
みなかみ町の前田善成町長は今年4月、飲み会の席で女性に無理やり抱きついてキスをしたなどとして、被害届が出され、議会から不信任決議を受けたが、「女性とは合意の上だった」などと主張し、議会を解散していた。
しかし、9日に行われた町議選で、町長に批判的な議員が過半数を占める結果となり、10日、選挙戦の責任をとる形で辞職することを明らかにした。
一方で、今回の辞職はセクハラ問題が原因ではないとした上で、女性とは法廷で争う姿勢をみせた。
次の町長選に立候補するかどうかについては、明らかにしなかった。