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オバマ元大統領、トランプ大統領を痛烈批判

2018年9月8日 12:36

トランプ政権の今後を占うアメリカの中間選挙まで2か月を切る中、オバマ前大統領が動き出した。7日に行った演説で、トランプ大統領について「同盟国を傷つけ、ロシアにすり寄っている」などと痛烈に批判した。

オバマ前大統領は、去年1月の退任以降、目立った発言をしてこなかったが、7日は、学生を前に痛烈なトランプ批判を展開した。

オバマ前大統領「トランプ政権は、同盟国を傷つけ、ロシアにすり寄っている。自分らが訴追されないよう、司法長官に要請するべきではない」

その上で、オバマ氏は、中間選挙は「政治に正気を取り戻す機会だ」と指摘。「傍観するとさらに恐ろしいことになる」と呼び掛けた。

これに対し、トランプ大統領も演説でやり返した。

トランプ大統領「(オバマ氏の演説を)見ていたが、途中で寝ちゃったよ。うたた寝するには、オバマ氏の演説は非常に良かった」

今後も両者の舌戦は激しさを増しそうだ。