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胆振東部地震 21人死亡、8人安否不明

2018年9月8日 15:24
胆振東部地震 21人死亡、8人安否不明

震度7を観測した北海道胆振東部地震。これまでに21人が死亡し、8人が安否不明となっている。北海道内全域で発生していた停電は8日朝までにほぼ解消した。

震度7を観測し、大規模な土砂崩れが発生した胆振の厚真町では、依然として8人が安否不明のまま。夜を徹して続けられた捜索では、少なくとも3人が発見された。道内では21人が死亡、11人が心肺停止、ケガ人も400人近く出ている。

地震発生直後、道内全域約295万戸で発生していた停電は、すでに全体の99%以上で復旧した。しかし、国は電力の需要が増える週明けの10日以降に需要と供給のバランスが崩れるおそれがあるとして、計画停電を含むあらゆる対策を準備するとしている。

札幌市内ではごみの収集が始まっている。札幌では7日、収集車の燃料確保ができず、家庭ごみの収集を取りやめていた。停電の復旧に、ごみの収集再開。札幌では、少しずつ元の生活に戻りつつある

一方で、揺れが強かった胆振地方などでは、大雨のピークは過ぎたものの、地盤が緩んだ状態が続いている。夕方にかけて、土砂災害などに十分注意が必要。