処理ミス“労災”計約28億円支払いに遅れ
厚生労働省は7日夜、データ処理のミスによって1万1000人分を超える労災保険の休業補償給付など約28億円の支払いが遅れていると発表した。
支払いが遅れているのは、7日と10日に支払われる予定だった労災保険の休業補償給付と休業特別支給金。
厚生労働省によると、6日、ほかのデータの処理を行っている際、誤って労災保険の給付データを消してしまったという。
その結果、合わせて約1万1200人分、27億8488万円の支払いが遅れているという。
厚労省は、休業特別支給金は10日に、休業補償給付は来週中に支払えるよう努めるとしている。