５日の東京株式市場で、日経平均株価は４営業日連続で値を下げた。日経平均株価の終値は前日比１１６円０７銭安の２万２５８０円８３銭。

前の日の米・ニューヨーク株式市場では、アメリカの通商政策への警戒感が広がりダウ平均株価は値を下げた。この流れを受けて、５日朝の東京株式市場でも売り注文が先行した。

アメリカとカナダとの貿易交渉の行方が不透明なことや、中国・上海や香港などアジアの主な株式市場が値下がりしたことも、東京市場の株価を押し下げる要因となった。

東証１部の売買代金は概算で２兆２６４４億円。東証１部の売買高は、概算で１２億３４４４万株。積極的な買い注文を控えるムードとなっている。