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台風21号接近 鉄道の運転見合わせ相次ぐ

2018年9月4日 10:39
台風21号接近 鉄道の運転見合わせ相次ぐ

非常に強い台風21号は、勢力を維持したまま四国や紀伊半島にかなり接近し、昼頃に上陸する見込み。気象庁は、猛烈な風とともに、特に大阪湾では、「過去最高に匹敵する記録的な高潮になる恐れがある」として、厳重な警戒を呼びかけている。

台風の影響で、西日本各地の鉄道では運転の見合わせが相次いでいる。JR西日本では午前8時ごろから順次、運転を取りやめている。

JR西日本によると、大阪環状線は午前10時半ごろ、京都線は午前9時ごろから順次運転を取りやめ、正午ごろまでには近畿地方の全線で運転を見合わせるという。

そのほか、主要な私鉄でも京阪と南海で正午ごろをめどに全線で運転を見合わせる。

一方、山陽新幹線は新大阪駅から広島駅の間ではすでに運休し、東海道新幹線でも新大阪駅から東京方面に向かう「のぞみ」号は、午後1時ごろから1時間に2本の運転になるという。

台風の進路によっては、交通機関がさらに乱れる可能性があるため、最新の情報に注意が必要。