東京都などが、首都直下地震を想定した大規模な防災訓練を行った。

２日の訓練は、東京湾北部を震源とするマグニチュード７．３の地震が発生し、２３区のほとんどが震度６強以上を観測した想定で行われた。

小池都知事「地域での自助・共助、この取り組みが重要でございます」

港区では、火事が起きた時に初期消火として放水する訓練のほか、マンションのベランダの壁を壊す訓練などが行われた。

また、陸上自衛隊が地震に備えて炊き出しを行った。

一方、中央区では、延焼を防ぐために東京消防庁の消防艇などが一斉放水を行ったほか、倒壊した家屋などから、閉じ込められた人を助け出したり、ヘリコプターで搬送したりする訓練が行われた。