×

安倍・石破両氏、地方党員に支持訴える

2018年9月2日 1:03
安倍・石破両氏、地方党員に支持訴える

自民党の総裁選挙に立候補を予定している安倍首相と石破元幹事長は、党員票獲得に向けた活動を本格化させている。今月7日の告示を前にした最後の週末、安倍・石破両氏は、それぞれ地方を訪れ、自民党の会合で支持を訴えた。

安倍首相は徳島市で講演し、総裁選で3選を果たした上で、憲法改正に取り組む決意を強調した。

安倍首相「いよいよ憲法改正に取り組むべき時が来たと考えております。自衛隊をしっかりと(憲法に)明記をして、皆さんこの(違憲との)状況に終止符を打とうではありませんか」

安倍首相はさらに、アベノミクスや外交など6年間の成果をアピールし、さらに3年間、政権を担っていく決意を強調した。

一方、石破氏は福島県白河市で講演し、自民党内の議論の活性化が必要だと強調した。

石破元幹事長「国民の代わりに議論しなくてどうする。保身を考えて、正しいことを正しいと言う侍の矜持(きょうじ)を持たずしてどうする。私はその思いをもって、この総裁選に臨んでまいります」

その上で、「候補者同士のディベートが最も有効で、やるべきだ」と、直接討論の機会を増やすよう訴えた。