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トランプ氏“制裁関税第3弾発動の意向”

2018年8月31日 8:06

アメリカメディアは30日、トランプ大統領が中国への制裁関税「第3弾」を来週、発動したいとの考えを示したと報じた。対象は22兆円相当の製品で、米中の貿易摩擦はさらに泥沼化する懸念が強まっている。

トランプ政権はこれまで、中国が知的財産権を侵害しているとの理由で2度、制裁関税を発動している。こうした中、「ブルームバーグ」は30日、トランプ大統領が来週、「第3弾」の制裁関税を発動したいと考えていて、大統領自身もインタビューでそれを認めたと報じた。

対象となる中国製品は22兆円相当で、25%の関税が課せられる。これに対し、中国もすでに6兆7000億円近いアメリカ製品に報復関税を課す構えを見せていて、米中の貿易摩擦は泥沼化する懸念が強まっている。