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買い方わかる?未来技術遺産の飲料自販機

2018年8月30日 14:21
買い方わかる?未来技術遺産の飲料自販機

「コカ・コーラ ボトラーズジャパン」の京都の工場にある自動販売機。1962年に導入された、日本の清涼飲料の自動販売機、第1号です。

国立科学博物館が未来に引き継ぐべき重要資料として“未来技術遺産”に新しく登録しました。製造から約50年以上がたちますが、まだ現役。工場見学に来ていた大学生が買おうとしますが…どうやって買うのか分からない様子。

正解は、お金を入れたら、扉を開けてビンを引き抜く。栓抜きは、自販機の前面についています。ちなみに、瓶が見えないときは売り切れです。

最初は東京都内で、繁華街の店先やガソリンスタンドに600台が設置されました。活躍していた時代の値段は1本40円。中は瓶を抜くと次の瓶が転がるというシンプルな構造ですが、今や自販機大国ニッポンの技術の基盤となりました。

日本の新しい生活様式を生んだ“遺産”は、現在、8台残っていることが確認できているそうです。


【the SOCIAL viewより】