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ダウ平均 7か月ぶりに2万6千ドル台回復

2018年8月28日 7:15

27日のニューヨーク株式市場は、アメリカのトランプ大統領がメキシコとの間で貿易交渉が合意に達したと発表したことで買いが進み、ダウ平均は終値としておよそ7か月ぶりに2万6000ドル台を回復した。

27日のニューヨーク株式市場でダウ平均株価の終値は、前週末比259ドル29セント高の2万6049ドル64セントだった。また、ハイテク株が中心のナスダック総合指数も71.92ポイント上げて8017.90と過去最高値を更新して取引を終えている。

この日はアジアやヨーロッパの主要な株式市場で軒並み上昇した流れを引き継いで取引が始まった。また、取引時間中にアメリカのトランプ大統領がNAFTA(=北米自由貿易協定)の再交渉に関してメキシコとの間で合意に達したと発表した。

これを受け、貿易摩擦が和らぐとの期待感から買いが進み、ダウ平均は終値としておよそ7か月ぶりに2万6000ドル台を回復して取引を終えている。

市場関係者は「中国やヨーロッパ各国との貿易摩擦についても市場は引き続き注目している」と話している。