自民党総裁選 安倍首相が立候補を正式表明
安倍首相は来月の自民党総裁選挙に立候補する考えを正式に表明した。総裁選はすでに立候補を表明している石破元幹事長との一騎打ちとなる見通しで、6年ぶりの選挙戦となる。
安倍首相「あと3年、自民党総裁として、首相として、日本のかじ取りを担う決意であります。その決意のもと、来月の総裁選挙に出馬いたします」
安倍首相は、また、総裁選の争点については「歴史の大きな転換点を迎える中で、日本の国づくりをどのように進めていくかが争点だろう。骨太の議論をしていきたい」と述べたが、憲法改正をはじめ個別の政策課題には言及しなかった。
石破氏が個別の政策テーマごとに討論会を行うよう、求めていることに対しては「党の選挙管理委員会が決めたルールの中で論戦すべきだろう」と述べるにとどめた。
総裁選には野田総務相も出馬を目指しているが、立候補に必要な推薦人の確保は難航している。このため、総裁選は安倍首相と石破氏の一騎打ちとなる見通し。