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1階で寝ると浸水で命落とす危険も~気象庁

2018年8月23日 13:57
1階で寝ると浸水で命落とす危険も~気象庁

台風20号は23日夜、強い勢力を保ったまま四国か近畿に上陸する見通し。気象庁は、記録的な大雨に加えて「顕著な高潮の恐れがある」として、厳重な警戒を呼びかけている。

気象庁は、台風20号について緊急の会見を開き、普段、雨が少ない兵庫や香川などでも災害をもたらすような記録的な大雨が降る恐れがあるほか、瀬戸内海の沿岸を中心に「顕著な高潮が発生する恐れがある」と説明した。

特に兵庫、香川、岡山の沿岸や瀬戸内海の島々では、23日夜遅く、台風が接近するタイミングと満潮の時間帯が重なるため、普段より1メートル以上も潮位が上がるという。

気象庁は「標高が低い沿岸の地域では、1階で寝ていると浸水で命を落とす危険もある」として、厳重な警戒を呼びかけている。

また、西日本豪雨の被災地でも岡山を中心に23日夜は暴風が吹き荒れ、猛烈な雨が降る恐れがあり、明るいうちに避難するよう呼びかけている。