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都内5区ハザードマップ“9割”が浸水想定

2018年8月22日 18:07
都内5区ハザードマップ“9割”が浸水想定

東京都の江戸川区や江東区など5つの区が大規模な水害が起きた際のハザードマップを共同で発表した。9割以上の家屋が床上浸水する想定となっている。

江戸川区、江東区、足立区、葛飾区、墨田区の5区では、荒川や江戸川流域を中心に「海抜ゼロメートル地帯」が多く、洪水や高潮などによる大規模な浸水が想定されている。

5区は共同でハザードマップを作成し、大規模な水害発生時への備えを呼びかけた。

マップでは、5区で9割以上が床上浸水し、荒川沿いなどでは5メートル以上の浸水も想定されている。

また、中心気圧が930hPa以下の台風が直撃する恐れがある場合、3日前から5区外への避難を呼びかけるなどの、広域避難計画も共同で発表された。

今後、国や都と連携し、避難先の確保を進めるという。