トランプ氏が批判「中国と欧州が為替操作」
アメリカのトランプ大統領は20日、ロイター通信のインタビューで「中国とヨーロッパが為替を操作している」と批判した。貿易赤字の削減に向けて引き続き、為替を問題視する姿勢を示したもの。
ロイター通信が報じたところによると、トランプ大統領はインタビューでFRB(=連邦準備制度理事会)の利上げについて、「うれしくない」と述べた。先月も同様の発言をしており、再び、独立性が問われる金融政策に口を出したことになる。
さらに、トランプ大統領は「中国とヨーロッパが為替を操作している」と批判、輸出を有利にするために自分たちの通貨を意図的に安くしているとの認識を示した。
貿易赤字の削減に向けて引き続き、為替を問題視する姿勢を示したものだが、中国とヨーロッパの反発が予想される。