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中国でアフリカ豚コレラ 食肉など注意喚起

2018年8月21日 15:21

農林水産省は中国でアフリカ豚コレラの発生が初めて確認されたことを受け、病原菌を日本国内に持ち込まないよう夏休みの旅行客などに注意を呼びかけている。

中国国内では今月に入り、165頭の豚がアフリカ豚コレラで死んだ。アジアで感染が確認されたのは初めてだという。

アフリカ豚コレラは人に感染することはないが致死率が高く、有効なワクチンが存在しない。そのため被害が大きくなりやすいという。

農水省は、アフリカのサハラ砂漠以南など感染が確認されている地域からの食肉や畜産物の持ち込みに警戒を強めている。

また、畜産関係者がこれらの地域の畜産施設をやむを得ず訪れた場合には、帰国時に空港で検疫検査を受けてほしいとしている。