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天皇として「最後の夏」 どのような思い

2018年8月17日 14:53
天皇として「最後の夏」 どのような思い

足かけ20年にわたって皇室取材に関わる日本テレビ報道局の皇室担当・森浩一記者が、陛下がこの夏をどのような思いで過ごしているのかを聞いた。


――陛下はこの夏、どのような思いで過ごされているのでしょうか。

8月3日から5日まで北海道を訪問されて、特に4日には、初めて利尻島を訪問されました。これ実は、2011年にその計画があったのですが、東日本大震災などで取りやめになっていて、そういう意味では離島への訪問ということをとても大切にしている両陛下の念願が果たされたということがありました。

それから8月6日と9日の広島と長崎の原爆の日、そして15日の終戦の日がありまして、この3つの日というのは陛下が最も大切にされている慰霊の日です。

そういう意味では、最後の夏とはいえ、いつも通り全身全霊で務められている。そういった夏を過ごされています。


■森浩一プロフィル
日本テレビ報道局・皇室担当記者。足かけ20年にわたって皇室取材に関わり、天皇・皇后両陛下のお姿を間近に見続けてきた。来年の天皇陛下退位に向け、大きく動く皇室の取材を続けている。


【the SOCIAL guestより】