イタリア北部で１４日、高速道路の橋が崩落した。数十台の車が落下したとみられ、少なくとも３５人が死亡した。

地元メディアによると、イタリア北部のジェノバで１４日、高速道路の橋が数十メートルにわたって崩落した。数十台の車が落下したとみられ、少なくとも３５人が死亡、多数のケガ人が出ているという。

また、ロイター通信によると、橋は高さ５０メートルの部分が崩落。事故当時、３０台以上の車やトラックが走っていたということで、捜索活動が続いているが、イタリア当局は「死傷者がさらに増える可能性がある」としている。

現地の日本総領事館によると、日本人の被害は確認されていないという。

当時、現場は激しい雷雨に見舞われていた。崩落した橋は５０年以上前に建設されたもので、高速道路の管理会社は橋の強度を定期的に監視し、補強工事を行っていたと説明している。