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トルコ大統領 改めてトランプ政権を非難

2018年8月14日 10:35

アメリカとの関係悪化を受けて、通貨リラが急落しているトルコのエルドアン大統領は13日、「戦略的パートナーに向けて銃を撃っている」などと、改めてトランプ政権を非難した。

トルコ・エルドアン大統領「トルコは経済的に包囲されている」

アメリカとトルコは、アメリカ人牧師の拘束をめぐって対立が深刻化しており、トランプ政権は、鉄鋼やアルミの関税を倍にすると表明するなど、圧力を強めている。

こうした事態をうけて、トルコの通貨リラが急落し、日本など各国に影響が広がっているが、地元メディアによると、エルドアン大統領は13日、トランプ政権に対し「戦略的パートナーに向けて、銃を撃っている」などと、改めて非難の矛先を向けた。

一方で、「トルコ経済は強固だ」と強調し、市場に広がる不安の払拭に努めた。