１３日、韓国と北朝鮮の閣僚級会談が軍事境界線の板門店で開かれ、今年３度目となる南北首脳会談を来月、平壌で行うことが決まった。

会談は午前１０時から、昼の休憩をはさみ午後１時半すぎまで行われ、来月、文在寅大統領が平壌を訪れ、南北首脳会談を開くことで合意した。しかし、具体的な日付は決まらなかった。

この中で北朝鮮の李善権・祖国平和統一委員会委員長は「平壌の首脳会談で、それぞれ責任を尽くして、堂々とした心で会えることを期待している」と話した。

南北両首脳が４月に合意した板門店宣言では朝鮮戦争の終戦を年内に宣言することを目指しているが、アメリカと北朝鮮の交渉はこう着している。韓国と北朝鮮としては今年３度目となる南北首脳会談を行うことで、事態の打開を図る狙いがあるとみられる。