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「9.11」テロ関与の男 10月に釈放へ

2018年8月10日 9:26

2001年のアメリカ同時多発テロに関与したとして、ドイツで収監されている男が、ことし10月半ばにも釈放される見通しになったと、現地メディアが報じた。

ドイツメディアによると、男はモロッコ国籍のムニル・アル・モタサデク受刑者で、アメリカ同時多発テロで航空機を乗っ取り、世界貿易センタービルに突っ込んだ主犯格の男らを支援していたとされている。

モタサデク受刑者は禁錮15年の刑が確定していて、ドイツ・ハンブルクの刑務所に、来年1月の刑期満了まで収監される予定だったが、ドイツメディアは、モロッコへの国外追放を条件に、モタサデク受刑者がことし10月半ばにも釈放される見通しになった、と伝えている。

モタサデク受刑者は、アメリカ同時多発テロに関与した人物として初めて起訴され、有罪判決を受けたという。