インドネシア中部のリゾート・ロンボク島では、地震による死者が３４０人を超えた。捜索が続く一方、当局の対応が不十分との批判も出ている。

地元当局によると、今月５日に地震のあったインドネシアのロンボク島では４万２０００を超える住宅が倒壊し、１５万人以上が避難生活を余儀なくされている。

これまでに３４７人の死亡が確認されたほか、１４７７人がケガをしたという。地震発生から生存率が下がるとされる７２時間を過ぎたものの、道路が寸断され、いまだ捜索が行われていないエリアも残されている。

その一方、地元当局は国際社会の支援を求めておらず、現地メディアは当局の対応が不十分だとする論調も伝えている。