強い台風１３号は、関東の東の海上を、速度をあまり上げずに北上している。

強い台風１３号は茨城県の東にあって、銚子など関東の一部が赤い円の暴風域に入っている。台風は、このあとも自転車並みの速度で北よりに進む。午後には東北の東の海上を北上し、１０日は、日本の東へ遠ざかる見込み。

台風の速度が遅いため、強い風や雨が長く続くおそれがある。１０日の朝までに予想される雨の量は、東北で１５０ミリ、関東で１００ミリとなっている。

関東や東北の太平洋側では、時折、活発な雨雲がかかり、非常に激しい雨が降るおそれがある。暴風や高い波、大雨による土砂災害や低い土地の浸水などに警戒が必要。