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米高官「ポンペオ国務長官、再訪朝の用意」

2018年8月8日 6:44

アメリカ政府高官は7日、ポンペオ国務長官が再び北朝鮮を訪問し、金正恩委員長と会談する用意があることを明らかにした。

ボルトン大統領補佐官はアメリカメディアのインタビューで、「北朝鮮は非核化に向けた措置をとっていない」と批判。「非核化するまで最大限の圧力をかけ続ける」とけん制した。その上で、事態打開のためにポンペオ国務長官が再び訪朝し、金委員長と会談する用意があることを明らかにした。大統領が金委員長にあてた親書の中でも提案しているという。

一方、アメリカの研究機関は7日、北朝鮮の東倉里にあるミサイル発射施設の最新の衛星写真を公開し、ミサイルエンジンの実験台で取り壊しなどが進み、「施設の解体作業が進んでいる」と分析した。ただ、恒久的で決定的な設備の取り壊しには至っていないとして、非核化に向けた「真の最初の一歩」なのかどうか、慎重に見極める必要があると指摘している。