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沖縄県の翁長雄志知事(67)が死去

2018年8月8日 19:40
沖縄県の翁長雄志知事(67)が死去

沖縄県の翁長雄志知事が亡くなった。67歳だった。

沖縄県などによると、翁長知事は入院先の沖縄県内の病院で亡くなった。67歳。今年4月にすい臓がんの摘出手術を受けた翁長氏は、その後、公務に復帰したが、がんが肝臓に転移し、先月30日に再び入院していた。

意識が混濁した状態となったため8日、二人の副知事が知事の職務代理となった。

翁長氏の死去に伴い、今年11月に予定されていた沖縄県知事選挙の日程は前倒しされることになる。また、アメリカ軍普天間基地の移設問題で、翁長氏は、名護市辺野古の海の埋め立て承認をあらためて「撤回」する手続きを進めていたが、この「撤回」の実施も不透明となりそうだ。

翁長氏の死去で、辺野古移設に反対する県民運動は、正念場を迎えることになる。