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旧国立競技場の解体費用 倍増の見込み

2018年8月3日 18:58

2020年東京オリンピック・パラリンピックに向け、建設が進む新国立競技場の工事のうち、旧国立競技場の解体の費用が倍増する見込みであることが分かった。

新国立競技場の建設主体であるJSC(=日本スポーツ振興センター)によると、旧国立競技場の解体工事の費用は、当初約55億円だった。しかし、新たに見つかった昔の河川護岸や水道管の撤去や、水道の工事方法の変更に伴い、費用は約47億円増え、102億円となる見込み。

一方、これとは別に新国立競技場の建設では、技術提案や、トラックの舗装をウレタンからゴムに変更したことなどで、費用は従来の1590億円から約40億円程度削減できるとしている。