いまハチミツの人気がかつてない高まりをみせているそうだ。新たな食べ方だけにとどまらず、ハチミツの活用法も進化を遂げている。

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２日から東京・港区の「ストリングスホテル東京インターコンチネンタル」で販売されているランチビュッフェには、黄色のサラダに生地が黄色のロールケーキ、黄色のチョコフォンデュが並んでいる。

実は、これらは主にハチミツが使われたメニューなのだという。８月２日は「ハニーの日」ということで、ハチミツをメーンにしたランチビュッフェ「ホテルでハニーハント」を２日から期間限定で始めたのだという。

ちなみに８月３日は、日本養蜂協会などが制定した「はちみつの日」でもある。

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東京・渋谷にあるイタリアンレストラン「ＢＥＥ　ＨＯＵＳＥ渋谷本店」では、ちょっと変わったメニューが。ハチミツにかけて食べるのは…なんと牛肉！ハチミツをかけて食べることでコクが出るのだという。１年ほど前に提供が始まり、いまでは店の人気メニューだという。

実はいま、国内のハチミツの消費量が伸びている。ここ数年、４万トンほどで推移していたが、最新のデータでは１年で一気に１万トン以上増えた。

農水省は「ハチミツの使い方が広がっている」ことなどがその理由だとしている。

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ハチミツは、スポーツの場でも注目されている。「スーパースポーツゼビオ東京御茶ノ水本店」には、ハチミツ入りのスポーツサプリメントがずらりと並んでいる。店頭には、去年の倍となる２０種類以上のハチミツを使った栄養補助食品が置いてあった。なぜスポーツ時にハチミツなのだろうか。

スーパースポーツゼビオ東京御茶ノ水本店・田中葵さん「ハチミツに入っている糖質というのが（体内での）吸収スピードが速く、お客様からの問い合わせも非常にいま増えている。疲れているランナーなどには非常に人気がある」

最近では、液体やゼリータイプのものなどさまざまな種類があるという。

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ハチミツの使い道は食べることだけではない。東京・品川区にある美容院「ｎｉｃｏ」では、一体どんな使われ方がされているのか、体験してみると―。

まずは髪全体を濡らし、シャンプーをしていく。ここまでは特に変わったところはない。しかし…次に使い始めたのがハチミツの成分が入ったトリートメント剤！さらに、トリートメント用にブレンドされたハチミツを直接髪に垂らしていった。

この「ハチミツトリートメント」。お客さんの大半が利用するという。なぜ、髪にハチミツなのだろうか。

スタイリスト中園詠子さん「ダメージが気になってツヤを出したい方もいらっしゃいますし、基本的には保湿だったり、いまの時期でしたら紫外線の予防だったりケアもしていく」

トリートメント以外にも、この店ではパーマ剤やカラー剤にハチミツを混ぜたメニューがあるという。

いま注目されているハチミツ。その用途が広がっている。