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広島で緊急災害メール不具合 配信に40分

2018年8月1日 21:14
広島で緊急災害メール不具合 配信に40分

大雨特別警報が出た先月6日の夜、広島市全域に避難を呼びかける緊急災害メールの配信に不具合が発生し、最大40分かかっていたことが分かった。

広島市は、7月6日午後7時40分の「大雨特別警報」を受け、全域に「避難指示」を出した。

しかし、これを知らせる「緊急災害メール」が配信されたのは、最も早い南区で午後7時48分。最も遅い東区で「特別警報」から40分たった8時20分だった。また、市内で最も犠牲者の多かった安芸区では、8時16分だった。

原因は「システムの不具合」で、担当者が作業に取り掛かったところ、システムが停止したり、画面が消えたりするなどしたという。

松井市長「代替システムをつくって、(避難情報は)そちらで届くようにしようと思う」

広島市の松井市長は、システムの委託業者に対して「原因究明と修理」を依頼すると共に、修理中は代わりのシステムで避難情報を発信したいとしている。