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ウナギ 今後も日本で食べ続けるには

2018年8月1日 5:20
ウナギ 今後も日本で食べ続けるには

1日はこの夏2度目の土用の丑の日。ウナギを食べようという方も多いだろうが、先月31日夜放送の「深層NEWS」では、ウナギの資源管理の専門家が、絶滅危惧種に指定されているウナギを日本で今後も食べ続けるために必要なことを指摘した。

中央大学・海部健三准教授「(日本のウナギは)産んで増える速度よりも食べる速度の方が早くなっている。ですので食べる速度・消費速度を減らさなければいけない。それから産んで増える速度を増やさなければいけない。産んで増える速度はどうやったら増大できるのかというと、天然ウナギがすんでいる環境、川や沿岸域を回復していかなければいけない」

漫画家・ラズウェル細木氏「(ウナギは)ものすごく環境の影響を受けやすいですね」

海部准教授「非常に受けやすいです」

海部准教授は養殖のウナギも元々は天然ウナギの稚魚を捕獲して育てているので、天然ウナギが生き残らないと稚魚が確保できないと強調した。