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北朝鮮がICBM製造“継続”か~米有力紙

2018年7月31日 12:25

アメリカの有力紙は30日、北朝鮮がICBM(=大陸間弾道ミサイル)の製造を続けている兆候があるとの情報機関の分析を報じた。今後の米朝協議でも焦点の一つとなりそうだ。

これは「ワシントンポスト」の電子版がアメリカの情報機関の分析として報じたもの。北朝鮮は平壌郊外の山陰洞にある大規模な研究施設で、液体燃料を使ったICBM、1発か2発を製造している兆候があるという。

今月7日に撮影された施設の衛星写真には、ミサイルを運ぶ車両に似た、赤い車両が写っていると指摘している。製造しているものにはアメリカ本土を射程に入れる「火星15型」も含まれるという。

トランプ大統領は30日も会見で「北朝鮮が、この9か月間、ミサイル発射実験を行っていない」と評価しているが、製造を続けていることが事実の場合、今後の米朝協議の焦点の一つとなりそうだ。