×

トランプ大統領 イランに“揺さぶり”か

2018年7月31日 10:50

アメリカのトランプ大統領は30日、敵対するイランのロウハニ大統領とも、求めがあれば会談する考えを示した。経済制裁の発動を来週に控え、イラン側を揺さぶる狙いがあるとみられる。

トランプ政権は5月に、イランが核開発を制限する代わりに欧米諸国などが経済制裁を解除する「イラン核合意」から離脱していて、来週からイランへの経済制裁を発動する。

両国の間で言葉による威嚇の応酬が続いているが、トランプ大統領は30日、求めがあればロウハニ大統領とも会談する考えを示した。

アメリカ・トランプ大統領「会談の前提条件はない。イラン側が会いたいのなら私は会うだろう」

イランでは、経済制裁を前に通貨の下落が進み、経済の混乱が深刻になっていると報じられていて、トランプ大統領の発言には、苦境に陥るイラン側に揺さぶりをかける狙いがあるとみられる。