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NYダウ144ドル安 ハイテク株売られ

2018年7月31日 7:14

30日のニューヨーク株式市場は、市場をけん引してきたハイテク株が売られたことなどを受け、ダウ平均とナスダックともに値を下げる展開となった。

30日のニューヨーク株式市場でダウ平均株価は、前の週の終値から144ドル23セント値を下げ、2万5306ドル83セントで取引を終えた。また、ハイテク株が中心のナスダック総合指数も、107ポイントあまり下げて、7630ポイントちょうどで取引を終えている。

この日は、先週発表した決算で利用者数が予想に届かなかった「フェイスブック」や「ツイッター」が売られ、ほかのハイテク株にも波及した。また、有力紙に、海外決済の為替レートを顧客に無断で変更していたと報じられた「アメリカン・エキスプレス」が売られたのをきっかけに、大手クレジットカードも売られた。

先週までは決算がおおむね好調で買い基調だったため、利益を確定する売りも出た。

市場関係者は「今週はFOMC(=連邦公開市場委員会)が開催されるため、長期金利の動向も注目されている」と話している。