東から西へと異例の進路をとっている台風１２号は、このあとも迷走を続けるため、大雨や強い風に対して警戒が必要だ。

西日本を通過した台風１２号は、九州の西にあって南へ進んでいる。このあとも複雑な動きをして、九州付近でほとんど停滞する見込み。

また、海水温の高い海上に出ると、再び強まって、台風の影響が長引くおそれがある。

３１日朝までに予想される雨の量は、多い所で、四国で２５０ミリ、九州で２００ミリなどとなっている。

また、台風の動きが遅いため、８月１日にかけて、四国や九州北部ではさらに１００ミリ～１５０ミリの大雨になるおそれがある。

大雨による土砂災害や低い土地の浸水、強い風や高い波に引き続き警戒や注意が必要だ。